唾奇 × Sweet William のGood Enoughのコード進行を分析
今回は私も個人的に大好きなJ-rapより唾奇 × Sweet William のGood Enoughの進行を分析してみます。
日本のJ-rapシーンを斡旋した伝説コンビ唾奇 × Sweet William!
大好きな方も多いのではないでしょうか?私は大好き&大好物です(笑)
では早速分析して行きましょう。
KEYはCになります。
コード進行は
イントロは
FMAJ7→Em7→FMAJ7→Em7
Dm7→Em7→Am7→FMAJ7→Em7→AMAJ7
と言った感じです。
サビはDm7 Em7 Am7 Dm7 Em7 Am7そしてイントロと同じDm7→Em7→Am7→FMAJ7→Em7→AMAJ7
になっています。
テンションをとるとこのような進行になっているのですが、この曲のお洒落なポイントってどこなんだろう??
と考えた時に一番のポイントは、最後のAMAJ7かと思います。
この位置はキーCで言うと6度のm7の位置ですよね?そこがMAJ系のコードになってます。
そして、そもそもなんですがダイアトニックにないメジャー系のコードはとても主張が激しいです。
所謂キーの感覚がぶれやすいんですね。
一見ここまでは、ナチュラルなコード進行だと思うのですが、このAMAJ7が加わるだけで、一気にお洒落と感じれる要因になっています。
ダイアトニック以外のコードを使うと言う所ではブラックミュージック的サウンドでは当たり前と言えば当たり前なんですが、6度のMAJはあまり見かける事がない気がします。かなりお洒落なポイントです。
そしてこの曲のメロディーはコードのテンションを当てていたりします。そこもまたお洒落なポイントだと思います。
分析まとめ
●6m7はメジャーに置き換えれるただ使い方は難しいので、このコード進行自体をうまく使っていくほうがお勧めではあります。
●メロディーがテンションの音を含みそこまたカッコいいポイントである。
●コードの変化のパターンがNEOSOUL的
●SweetWilliamが天才すぎる
このような所でしょうか?笑
また分析したら色々書いていきます^^
ありがとうございました。
Neo-Soulシーンに衝撃を走らせた一曲Tadowを分析します。
今回はNeo-Soulシーンに衝撃を走らせた一曲Tadowを分析します。
では早速コードを見ていきましょう。
KEYはAmそしてCでもありますね。
分かりやすくキーCの視点で見ていきましょう。
コード進行は
Am9-Dm7
のたった二つのコードの繰り替えしなんです。。。
。。。
。。。。。。。。。
どひゃーW
いやあ度肝を抜かれますね、、
ディグリーで言うと6mと2mを繰り替えしてるだけなんです。
たったこれだけなんですが、とんでもないカッコよさですね。
ではなぜこんなにカッコいいのでしょうか?分析してみます。
ポイントは二つあります。
●コードがそもそも少ないので、キーの判別がふわっとした状態になっている。
●マイナーコードのブラックな雰囲気
●メロディーとアレンジ
が大きなポイントではないのかなと思います。
●コードがそもそも少ないので、キーの判別がふわっとした状態になっている。
そもそもNeo-SouLはHIP-HOPのサンプリング的なノリがコード進行にあります。
所謂、音楽理論からはずれていっちゃうんですね、そしてそれがカッコいい
詰まる所感覚と言ってしまえばそれまでなんですが、即興的に生まれた一曲だと思います。
●マイナーコードのブラックな雰囲気
マイナーコードを連続して弾いていくのはよくジャズやブラックな音楽の進行ではあります。ダークな雰囲気で繋いでいけたり、途中に組み込んでいくとお洒落にできたりなど、ここまではよくある話なのですが、中々二つのコードで一曲として見せれるのは少し凄すぎますね(笑)
●メロディーとアレンジ
めちゃくちゃ大事
今回の曲ではこれめちゃくちゃ大事なんじゃないかと思っています。
コードが二つだけの分、ギターでのアルペジオ、いなたいドラム、MASEGOのSAX、、、もうクールオブクールの大盛りのようなイメージです(笑)
ふざけているわけではなく結構これは真面目な話で、貫禄で見せる一曲とも考える事ができます。
いわゆるカッコいいの一転集中!そんなイメージです。
まとめ
今回に関しては逆に分析はナンセンスな領域にあると思います。
彼らもやっている通り即興演奏のスキルが作り上げた神曲だとおもいます。
こーいった曲を作りたい場合は、音楽理論的な事よりかは、勢いやノリがとても大事なのかもしれません。
奥が深い。。。。
今回の分析もご覧いただきありがとうございました。^^
Bruno Mars AndersonPaak のThe Door Openのコード進行を見てみた(感想レベル)
Bruno Mars AndersonPaak のThe Door Openのコード進行を見てみた (感想レベル)
今回は2021年の話題の新譜Bruno Mars AndersonPaak のThe Door Openのコード進行を分析してみます。
60S70Sのソウルを匂わすようなサウンドとスタジオスタイルのMVを見た時はおお!ってなりましたね!とてもカッコ良かったです。
では早速分析してみます。
キーはCになります。
FMAJM→GSUS4→Em7→Am7 をメインにAm→GonB→ConAmと三連で駆け上がっていくコードフレーズがついているような構成になっています。
このコード進行なんですが、よくソウルの往年のコード進行スタイルです。
そこがまたこの曲のFEELの良さを引き立てている所ではないかと思います。
どこか懐かしいような雰囲気は、意外と普通の進行そして、アレンジにありますね!
間奏やブレイクですこしコード進行は変わるのですが、今回の曲の場合はナチュラルなコード進行にナチュラルなソウルのアレンジがいいポイントであると言えます。
なのでこのようなサウンドを制作したい場合は、コード進行よりも生楽器のアレンジがとても大事な所になっています。
suchmosのStayTuneがあの曲のコード進行と○○な話
今回は日本のcitypopの伝説バンドsuchmosのstaytuneを分析してみました!
この曲のコード進行はsunny進行と呼ばれて、日本のpopsではよく使われたり、ジャズマンのセッション定番曲になっています。
なので、このカラオケトラックに向かってstaytuneを歌うことができるはずなんで是非やってみてください(笑)どことなく同じなんだという雰囲気が伝わるはずです(笑)
さっそく分析!
key of am & cmajor
コード進行
Am7 Gm7 C7 Fmaj7 Bm7♭5 E7
の繰り返しになっています。
この曲の進行のポイントは、 Gm7 C7 Fmaj7とBm7♭5 E7かなと思います。
Fmaj7に向けての251が入っている点とBm7♭5での駆け上がりからのE7が結構ポイントになっているなと思います。
Am7
マイナーキーあるあるの六度から始まるパターン。
クールな曲ではよく始まるコードの一つです。
Gm7 C7 Fmaj7
これ実はjust two of us でも同じ進行が出てくるんですね!アーバンな曲にはこの進行は同じみといっていいのではないでしょうか?4度のメジャーFmaj7に向かうためにFの251を挟んで遠回りをしているんですね!
Bm7♭5 E7
7度のマイナーセブン♭5から三度セブンのE7を挟んで、Am7に戻っています。
ここもjust two of us 進行と似ていて、E7(三度のセブンスから6度マイナーへ)の流れは同じなんですね!
実際Bm7♭5以外は、justtwoofus進行と同じコードで、順番が少し違うイメージですね。
Gm7 C7 Fmaj7 E7 Am7
このコードは何かアーバンなサウンドを作りだすコードともいえる気がします。
作曲においては率先して入れてみるのもありですね^^
●アドリブの仕方
基本はマイナーペンタで弾くイメージですね。
展開が早い曲なので、基本的にはペンタからなるメロディーで勝負していきます。
拍を遅くとったりしてみて、歌心を大事にしてみてください。
そこで余裕があればE7に対してオルタードのフレーズをかけてみることもお勧めします。
耳コピって難しいですよね?
耳コピって難しいですよね?
好きな曲のコードを知りたい。
ジャズピアノをやってみたい。
DTMで楽曲制作を行いたいので、コードをコピーできるようになりたい。。
何回も頑張ったけど全然取れるようになれない、、、
この記事だどりついた貴方はもう大丈夫です。
私も独学でキーボードを初めて、今ではジャズピアノや楽曲制作など、できるようになりました。
始めた時は????ばかりで、独学でやっていくのは本当に大変だったと思います。
このブログでは、楽曲制作や、ジャズピアノを行いたい初心者の方に向けて、当初の自分にこの情報があったらな、、と言う所で書いて行ければと思っています。
そして今回の記事では、ズバリ 耳コピ!!
が、できるようになる方法をご紹介します★
ただかなりの邪道なので、普通とは違いますが、今貴方が、悩んでいる耳コピについての事は解決できると思います!では早速やっていきましょう!
必要なもの
キーボード or midiキーボード(トランスポーズができる)
必要なものはこれだけです!この記事を見ている時点ですでに持っている方も多いですかね^^
早速結論から言いますが、何をするかと言うと、、
トランスポーズ!
です!
この機能はご存じありますでしょうか?
殆どのキーボードにはある機能だと思います!
所謂、ドの音を押しているのに、レをだしたりファの音を出したりできる機能です!
基本的には、ライブなどで突然の転調(キーを変える事)が必要な場合に利用します。
コード進行は前のままで、違うキーで弾けるっていう機能ですね!
おいおい、、そんな事かよ、、どうせ、キーを合わせてダイアトニックでとかでしょ?
と思われる方も多いかと思いますが、違います!
これでやった事ある方は分かると思うのですが、全体のキーを合わせて適当にダイアトニックコードを合わせるだけでは、実際の所正確なコードが取れてるのかどうかわからないですよね??
僕のブログではこの一歩先を行きます!
このトランスポーズを使って何をやるかと言うと
12音のベース音に対して、Cのみで音を当てていくです!
今から、細かく書いていくので安心してください!^^
つまり鍵盤でルートの音が全部で12音ありますよね?
つまり初心者の頃ってどこから初めていくかと言うと、Cからのコードに対してはある程度慣れてるけど、A♭やF#のルートになると ????になりませんか?
難しいですよね?私もそうでした。
CMAJ7は弾けるけど、他のルートだとぱっと弾くのは難しいですよね?
理由はメジャースケールがCのように目で見て分かりやすくないから、半音や全音の関係がわかりずらいんです。
でもこれって??
並びの音の感覚は全部Cと一緒ですよね?
これはよく、YOUTUBEなどでも解説があるので分かる方もいると思うのですが、ルートが一音ズレる事に*1にわかりにくいだけなんですよね。
つまり全てのルート音をCとして考えます!
はい、実はこれだけなんです。
皆、ピアノなど始めた時は、コードっていっぱいあるなあ。。これ全部覚えるん? 無理じゃね?って思いますよねw
私もそうでした、それを無理やり私は覚えていったのですが、、、、
その中でこの結論にたどりつきました。
もうピンときたかたもいますかね?
つまりCMAJ7もA♭MAJ7も 同じMAJ7ですよね。
ルートがずれているから視覚的に難しく見える、でも内容は同じMAJ7!
じゃあこのMAJ7の様なコードの種類って何個ありますか?
maj.min.7th.m♭5.細かい所でSus4やAug.dim
テンションを抜けばぶっちゃけこのくらいですよね?
細かいテンションコードなんかもTAROTARO式で全部分かりやすく解説するので、テンションなどを知りたい方はそちらもみてね^^
つまり皆さんは、ルートCからなるこの種類だけのコードを最初は覚えればいいんです。
そして耳コピを行いたいとき、あなたが悩んでいる、分からいコードは
この中の種類中のどれかですよね?
だって他にコードの種類はないんでもんw
ここまで話すとピンとくる方もいるのではないのでしょうか?
つまりやる事は単純で
この種類のコードをCのみで弾きながら後は、12キー分トランスポーズで上げるだけです。
すると単純に何処かにはまりますよね?
これだけなんです。でも画期的だと思いませんか?
CMAJ7を弾いた状態で一つトランスポーズをあげるとC#MAJ7が鳴ります。
これを12回繰り返すだけです。
すると貴方が知りたいコードがMAJ7の何かであれば、きっと12回のうちのどれかにハマるはずです。
これを他の種類のコードで同じようにやるだけです。
僕はこのやり方で取れなかった事はないです。
これを繰り返せばどんな曲でもあっと言う間にコードネームがわかります。
後は、その知ったコードネームの本来のコードを弾くだけですよね!
このやり方を使えば、ピアノ練習、耳コピ、DTM、などなど邪道ですが、コピーの悩みを解決できます!
それに一番大事なのは好きな曲で練習する事、好きな曲を分析する事、これでしかないです。
なのでやり方が邪道でも、このやり方を続ければいつの間にか、色んなコードに対応できるようになってます。
今時youtubeで色んなコード解説動画がありますが、好きな曲が解説されてないことは大いにまだまだあります。
この方法を使えばきっとほぼ100%対応出来ます。
是非やってみてね^^
何か疑問があればコメント是非待ってます。
*1:視覚的
ジャズピアノは大人になってからでもできるの?
ジャズピアノは大人になってからでもできるの?
皆さんこんにちは^^
今日はジャズピアノって大人になってから初心者からでもできるの?について話て行こうと思います。
結論を先に言うと、、、、、、
できます!
と言うか、むしろ大人になってからのほうがメリットは沢山あると思ってます。
- ジャズピアノは音楽理論やコード進行を考えながら演奏するため、自分で考える事が大事である点
- コードとアドリブをメインにやっていくのがジャズなので、演奏的技術はクラシックのピアノのようには必要がない点
- カッコいいを考え演奏する事がジャズのピアノでもあるので、大人になって成熟した音楽の感覚の方が、かっこいい曲、そうでない曲を感覚的に理解できる点
主にこの三点があると思います。
初心者の方は、やっぱりめちゃくちゃここに対して不安に思うと思います。
なぜなら私がそうだったからです。
昨今ネットでは、色んな演奏動画などもあり、大人になってからピアノをやってみたい!と思う方も多いと思います。私もその一人でした。
ですが、結論を言うと今では私は独学で初めて、今ではプロのミュージシャンのサポートライブや楽曲制作を行う立場になりました。私で出来るようになれたので全然大丈夫です(笑)^^
では早速詳しく話していきます!
最後に私の経験から今後のアドバイスなんかも作ったので良ければ見てね^^
- ジャズピアノは音楽理論やコード進行を考えながら演奏するため、自分で考える事が大事である点
まず、ピアノ=クラシック=小さい頃からやっている。
このイメージってとてもありますよね?大人になってからでは遅いのではないか?
と一番に皆さんに思わせる点だと思っています。
まずは初めにクラシックピアノとジャズピアノやポップスピアノは全然違います。
大事にしている事がまず違うんですね!
クラシックは、指定された曲がありそれを間違えずに弾くことを目的としています。
言い方は悪いのですが、分かりやすく言うと音ゲーに近いんです。
もちろんその中に表現があるのですが、とんでもなく難しい音ゲーを弾いていると思ってください。
なので、小さい頃からやろう!となるのは自然ですよね?
又、子供たちへの習い事の一つとして、定着しているからでもありますね^^
ではジャズピアノはどうのか?
クラシックが音ゲーならば、ジャズはその音ゲー自体を作っているようなイメージです。
少し分かりにくいかと思うのですが、まずクラシックは1-100が用意されており、ミスを起こすたびに減点式で採点されているようなものです。
逆にジャズは、1だけ用意されており、それを100にしていくようなものです。つまり加点式なんです。
なので、コード進行の知識や和音の知識などを覚えて自分なりにカッコよく弾いていくのがジャズなんですね!なので理解するには小学生の頃よりも、大人になった今の方がいいと思いませんか?
youtubeで沢山レッスンが受けれる今の時代は、本当に便利で、自発的に勉強する事ができると思います。
- コードとアドリブをメインにやっていくのがジャズなので、演奏的技術はクラシックのピアノのようには必要がない点
ジャズではコードのかっこよさだったり、アドリブの即興力だったりをメインに考えます。なので、カッコ良ければ簡単な演奏に変えて全然いいんですよね!自分のレベルにあったフレーズだったり、スピードで演奏できるんです!
大事な事はその課題曲のメロディーがちゃんと出来れば、後は好きなようにアレンジして行く事がジャズピアノなので、手先の器用さよりも、考えてそれを曲に反映して、本当にかっこいいのか?とやっていく事の方が大事なんですね。
ただよく動画などでみるようなジャズはめちゃくちゃ上手いし、複雑なので、難しく見えて誤解を生みますが積み重ねていくものは同じなんです。違うのは複雑さやテクニックの量なので、その難しさは自分にあったもので全然大丈夫なんです^^
- カッコいいを考え演奏する事がジャズのピアノでもあるので、大人になって成熟した音楽の感覚の方が、かっこいい曲、そうでない曲を感覚的に理解できる点
ここまで読んで頂いた方ならもうこのタイトルの意味は理解してもらえるかなと思えるんですが、大事な事はカッコいいかどうかなんですね!つまり、どんだけ早く弾けてもかっこよくなかったそれは頂けないものになってしまいます。では、このカッコいいを考える事や理解する事は小学生や幼稚園児の頃と今ではどちらが考えれるでしょうか?
絶対いまですよね?(笑)
ジャズはブラックミュージックの音楽なので小学生がマイルスやビルエバンス、ロバートグラスパーなんかを考えて語っていたらむしろ、怖いですw
正解がほぼないのがジャズでもありますし、理論や知識、弾き方が無数にあるのがジャズでもあるので、ピックアップする力これが結論一番大事です。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
最後に私が独学で経験として得た事を小さなアドバイスですが書いて終わりにしたいと思います。
私が、ジャズを初めて半年、コードなどを少し覚えて弾けるようになった頃くらいにたまたま友達の関係でセッションの話がありました。
もちろん、できないよ(笑)初心者だよ(笑)
と言う事は伝えて必死に課題曲を練習して興味本位で参加したんです。
この時に初めて、色んな楽器を演奏するプレイヤーと一緒になりました。
結果は、、、
大ショックを受けました・・・・・・
課題曲自体はどうにか問題なく弾けたんです。
ただあまりの他の楽器のプレイヤー達のスキルの高さに面くらいました(笑)
上手いのは分かっていたし、課題曲だけは問題なく弾く事が出来ましたし、自分の課題はこなせたんですが。
それ以外の所で面くらったんですね。
ギターリストはピロピロ弾いてるし、休み時間にドラマーの方が、遊びでピアノを弾いたらプロくらい上手いんですよね(笑)(笑)
もうなんじゃそりゃ状態だったんですが、凄いショックを受けました。
でもこの経験のおかげで火も付きましたし、現場のリアルなレベルを身をもって体感できたんです。これのおかげで感覚的になんですが、自分がしなければならない練習量が凄い理解出来たんです。そして一番はやっぱり、楽器が弾けるのってかっこいいなと思えました。不思議な事で挫折ではなく逆に自分もそうなりたい!!と思える気持ちの方が強かったんです。
この経験がなければもしかしたら挫折していたかもしれません。
挫折と言うかいつの間にかだんだん弾かなくなって引退してしまうような状態ですかね。
なので私が皆さんに伝えたいアドバイスとして、何か生で見れたり、演奏する機会があれば成長には一番いいと思ってます。友達と一緒に参加してみる、もしくは上手い人を誘ってみる。家で練習がどのプレイヤーもメインにはなりますが、生で見る事はとても大事だと思いました。セッションなんかは緊張すると思いますが、初心者である事を伝えればきっと皆さん喜んで参加を引き受けてくれるような環境も多いと思います。一回だけの参加でも友達が増えたり、そこから自分の知りたい事を聞ける機会にもなるので、是非皆さんにはチャレンジしてもらいたいと思います。
長くなりましたが、今回はここまでで終了したいと思います。^^
どうしてもコードが覚えられない
どうしてもコードが覚えられない又覚えられる気がしない
よくこの質問をいただきます、初心者の頃にはコードって沢山あるな。
。。。
これって全部覚えるの?という疑問を抱くと思います。
今日はそんな悩みを解決できたらと思います。^^
まず初めに、コードは全部覚える必要はありません!!
初心者の方が、一番誤解しがちなのが、コードは沢山あってそれを右から左に暗記していると思われがちなんですが、実はそうではないんです。
もちろん、ピアノやギターなどのキャリアが長ければ長いほど単純に覚えているコードは多いと思います。ですが、今プロとして活動されているプレイヤーの方もコードを全部暗記しているわけではないんですね!
でも、色んな難しいコードをスラスラ沢山弾いてますよね?
そんな声が聞こえてきます。
実は、沢山あるように見えているコードは実は全て一つのコードの派生形なんです!
わかりやすくポケモンに例えましょう!(笑)
ポケモンのゲームをした事がある方はわかると思うのですが、最初に3匹のポケモンを選びますよね?
ゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲ、おまけでピカチュウも(4匹)
貴方はここでヒトカゲを選んだと思ってください。
ヒトカゲの進化系はリザード、リザードの進化系はリザードンですよね?(知らなかったらすみません(笑)
つまり何が言いたいかと言うと、コードもこれと同じなんです。
沢山あるように見えるコードも元を辿れば一つのコードなんです。
それに色んな音を足して+何かと言うイメージになっています。
例をあげると
CMAJ913
を見てみましょう!
初心者の方はもう嫌気がしていますか?(笑)大丈夫です。リザードンだと思ってください(笑)
一つ目
CMAJ913
このコードは今リザードンです。
分かりやすく考える為にヒトカゲに戻しましょう!
↑魔法のつもり
Cmaj になりました!(無理やり)
はい(笑)
皆大好き、CMAJなんですがこのコードの最初はこれなんです。
まずこの時点でC とMAJを別個に考えましょう!
MAJと言う種類で、Cのルートで弾いてくださいと言う指定です。
そしてCMAJだけでは、あまりかっこよくないので、少し進化させてみましょう!
リザードになれ!
CMAJ7!!
はい、ここでCMAJ7になりました、最初のコードにメジャーセブンスの音が入った状態です。
一番個人的には使う頻度が多いコードでもあります。
そしてではさらに進化させよう!
リザードン!!
CMAJ913!!
おい!いきなりやないか!
と聞こえてきますが大丈夫です。
まず7が消えてると思うはずです、この9,13などはメジャーセブンス以降の音になるんですが、そのようなメジャーセブンス以降の音をテンションと呼びます。
そしてジャズでは、面倒な事にテンションが入るときは、メジャーセブンス
の音がなっているのに書かない事があります。その代わりにテンションの音を表記します。
ここでは、レの音、ラの音をさらに上にテンションとして指定されています。
逆に考えるとテンションが入った事により
メジャーセブンスの音は省略してもいいような存在になったと言う事ですよね?
つまり、弾こうがどうしようが、あまり影響はない.と言う事です。
この考え方のラインとしては、今弾いている曲が曲として成立しているか、アレンジの一環として成立しているかを軸に考えてください。感覚で大丈夫です。
テンションを足した事によりまったく外れた音になってしまうとそれは曲として、アレンジの一環としては成立していません。
そしてもっと言うこのように感覚で処理していまうくらいコードは曖昧なものなんです。
もう何となく分かってもらえたかとは思うんですが、
形で暗記するのではなく、適材適所で、必要なコードを考えて、作って、弾く事が大事なんです。
そうやって弾いたコードは覚えているはずです。逆に無作為に覚えたコードは弾く機会がないので忘れていってしまいます。
あくまでコードサイトにのっているコードは形を指定しているのではなく、中身の音を指定しているだけなんです←ここ重要
なので、大事な事は、この音を上げたら、○○、下げたら○○などと言う風に覚えてください。大事な事は12のルート音に対して、全て対応していけるかが大事なので、一つ例をあげるなら、メジャーセブンスはどこ?と聞かれたらルートの半音した!
と答えるイメージです。
↑ドがルートなら半音下はお隣のシですよね
この考え方はA♭メジャーセブンを作ってと言われたら、半音下だから、、、Gの音だ!
と探せますよね?
この探す
が大事なんです。
こうやって色んなルートのコードに対応していきます。
そして先ほどのポケモンの進化系のように、コードは進化系なんだと考えればそんなに種類ってないですよね?
正直Maj,min,7th,m7-5くらいでしょうか?
これが母体で色んなコードに進化します。
難しく考えず先ほどのようにこの4つをポケモンだと思ってください。(笑)
そうすれば、なんとなく整理はついて行けるはずです。
そしてこれを繰り返して行くといつのまにか、コードの種類が頭の中で整理されてすぐに引き出す事ができるようになります。
大事な事は覚えるではなく、作る、探すなんです。
最初は慣れないかもしれませんが、上手いピアニストの方は皆さんこの考え方です。是非トライしていってください。
本日はお読み頂きありがとうございました。^^